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「なぜ、なぜですか!わたしはこんなにも父を愛しているのに。尊敬し慕っているのに。
わたしは父を敬い続けたい、民に誇れる存在であってほしいのです。
男を愛するなんてことはおやめください!今すぐに否定して、母を最も愛していたと言ってください」

ついに彼は叫び、不本意であろうが一粒の涙を私の頬に落とした。

「許してくれ」

私はリバンを愛している。オルビナのことも。それは変わりない事実だ。
だからこそ私は彼らを傷つけたくない。

「許さない!許せるはずがない!男を愛するなど。それは母とわたしに対する侮辱です」

「許してくれ」

また私はその言葉を無意味に繰り返した。

「わたしは父を、いつまでも愛していたかったのに」

リバンは私を拒絶するように突き放して叫び吐き、熱いものが流れ出るのを恥じてか、背を向けるとそのまま私のもとから走り去った。
そして陰鬱な静寂が再び私に寄り添い、自分自身の醜さを嘆いた。

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