あとがき


これを書いたのは多分、2005年とかだったと思います。ほとんど手は入れてません。物語としては好きなので、もう少し内容を詰めたいです。

ちょっとアルチュール・ランボーを意識していたり。
しかし太陽の近くには、つまりに南にはシクアスの国があり、シクアスは同性愛OKな文化なので意味合いとしてはぴったり!と思ってます。

エスラールはこの時病んでいて、あまり無邪気な彼のよさが出ていないのでちょっと可哀想かもしれません。でもずっとヴィゼルを殺したことを後悔しながら生きていくので、それもまぁ彼らしいですね。エスラールはいい人なんです。いい人過ぎてエメザレを見捨てられなかったのが運の尽きだったんでしょうが。

完全の母ゴルトバはエメザレをものすごく気に入って、彼の死後もそこまで改造することもなく、七割がた原型をとどめたままで子供として使用します。
エメザレはエメザレ=ゴルトバとして「無限の国」に出てきます。元のエメザレとは少し印象が違い、一応敵です。いつか書きたい!

スギスタの書は、実は色んなことろに同時に一つだけ存在しているという複雑怪奇な書です。なのでエメザレが現実世界に帰ってきた時にはすでにもうなくなっているはずです。ちなみにスギスタの書は意思疎通の不可なAI。自分で考えて行動してます。

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