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ガブリエル(Gabriel)

ガブリエル(Gabriel)

皮肉屋な人工生命体。性別は身体に依存するが、中身は人間と違い臓器はなく有性生殖は不可能。かといってコア(心臓)が破壊された時に作れるものは本人の身体のみであり、無性生殖とも違う。作る身体は今まで見てきた人間達であり、そこに性別や体型、年齢などは関係なく誰でも真似ることができる(※比較的新しい記憶からの中からランダムで選ばれるため、本人では選べない)。もしパートナーが子供が欲しいとねだったら、「子供を抱き抱えた親」をそういう形の人間として身体を作る。つまり子供もガブリエルの一部になるということ。身体は親部分と子供部分は離れていても、コアがあるのは親のみなので、子供の方はあまり親部分から離すことはできない。

人工生命体が作ることができる身体の条件は「過去に見たことがある」「亡くなっている」こと。



【過去編】パートナーであるデイジーと、相棒のケヴィンと楽しく過ごしていた。デイジーは目が離せないため、ガブリエルは幼い姿であろうとコアのみだろうと着替え中だろうとどのような容姿でも彼女の危機に駆けつける。だが、いつものように家の地下で体を再生していたガブリエルはパートナーの危機など知らずにいた。彼女は寝込んでいるからと、ケヴィンが見ててくれているから安心だと、そう思っていた。

【逃亡劇】デイジーが亡くなったことを自分を鏡で見て知り、ショックからコアを封印し彼女の姿のまま過ごしていた。彼女の姿で皮肉を言うことを嫌うが、無意識に口から出る。
主人格はパートナーが生きていた頃と変わらないが、別人格として「ガブリエルを探し続けるデイジー」が存在する。「デイジー」が探していても「ガブリエル」は永遠に姿を現さず、「デイジー」を呼ぶ「ガブリエル」の声も聴こえない。
逃亡劇の末、自らがパートナーをこの世に縛り付けていたことに気づき、コアの封印を解くことを決意する。

【人工生命体の自殺】町に現れた人工生命体により「研究所」や「病院」などの明確な情報を得たガブリエルらはケヴィンのコアの元々の持ち主のことについて調べるため潜入を図るが、激怒したケヴィンと逸れ散々な目に遭う。

【不良品】相棒との旅中に立ち寄った町でどこかおかしい少女と付添人と出会う。少女の名はリンドウといい、不完全な機能を持ったコアの持ち主、即ち人工生命体、それも「不良品」だったことが判明する。専属医師であるフジに「彼女を私達に預けてみないか」と提案するも断られ、ひとつの愛の形を確認し町を去る。

【タイトル未定】極悪非道な施設が複数あることを知り、相棒と別の「研究所」を探していた中、またも彼と逸れる。

【タイトル未定】自身の探求心の為とラベンダー、リンドウのような被害者を出さぬよう他の施設を探ろうと思いつく。しかしそこで出会ったのは、彼女達よりも凄惨な実験の被験者となり人の形を保てなくなった女性と、彼女の願いを叶えるため目を失った青年だった。

「前の身体はとても動きづらかったから助かる。…でも嬉しそうに腹を撫でるデイジーは悪くなかったな」
「コア…?それはガブリエルのものでしょう?……ずっといないの、どこにも、傍にいるって言ったのに…どうして……」


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