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七瀬(ななせ)
咳き込むと喀血する男。和巴曰く｢ぶっきらぼうでシャイでむっつりスケベ｣。
本来ならば既に死亡しているはずだが、数年前に何者かを身に宿したことにより限界まで寿命を引き延ばしている。限界が来るまでは胸にクラゲのような形の痣があったが、息を引き取ったあとは消えている。
生前和巴との間に子供を欲しがっていたが、彼女も自分と同じく病人で、無事授かってもその先どちらか(あるいは母子共に)長くは生きてはいられないだろうということを悩んでいた。それを自分の居ないところで和巴と他の男性が話していたことに対して怒りを覚え情けなさを感じ、以降和巴との距離をもっと縮めようと試行錯誤する。(話を聞かせないようにしたのは七瀬が性的なものへの耐性がないため)
｢じゃあおれは和巴がいるからむっつり…スケベに…………………ならねぇよ…！！｣
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