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フジ(二二)
リンドウの専属医師兼担任兼保護者。強がりだがヘタレな男。
【不良品】リンドウという人工生命体の保護者であったが、彼には悩みがあった。それは彼女のことであり、そして彼女の元となった少女のことだった。ドクター・フジは一生解決するものではないと思っていたが、ある日不審な旅人二名と出会い、彼の心境に大きな変化をもたらすことになる。
病院に異動して初めて担当した女の子と退院したらどうするか話していた翌日、その子がコアの素材になると知る。彼がコアを作ったわけではないが、逃げるように退職し、今に至る。
同意とはいえ最初で最後に生を奪った子の姿をした子を二度と死なせないと思いながら、彼女を生かしたままでいるのは彼女にとって苦痛なのかと苦悶する日々。リンドウのコアが破壊されかけた時見た瞳を「これが＜あの子＞なのか」と思ってしまい、それ以降背中から見えてるコアの一部分を恐れるように。
【タイトル未定】
「この子に触るな。私はコアを機能停止させることなど朝飯前だ」
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