尾浜「兵助何してんの?」
久々知「星見てる」
尾浜「おお…いつもの事ながらすごい星の数だ」
竹谷「何してるんだ?」
尾浜「星見てるー」
竹谷「…おー。改めて見るとやっぱ綺麗だな!」
鉢屋「お前ら何してるんだ?」
不破「風邪ひくよー?」
竹谷「星見てるんだよ。お前らもちょっと来てみ!」
鉢屋「この寒いのに物好きな…」
不破「わーすごい!満天の星だね!」
久々知「今度は食べ物でも持ち寄ってまた皆で星見よう」
尾浜「いいけど兵助は豆腐でしょ…」
久々知「当たり前だろう」
鉢屋「豆腐は豆腐でいいが他のものも持ってこいよお前」
不破「僕は何もってこようかなあ…うーん…」
竹谷「楽しみだなあ!月見会ならぬ星見会か」
鉢屋「まぁとりあえず今日はもう部屋戻るぞ。明日は実習だ」
尾浜「朝起きられるかなぁ…」
久々知「湯豆腐…麻婆豆腐…」










竹谷「すっ……げぇ星だな!」
尾浜「やっぱ町中じゃこんなに星は見えないよなー」
鉢屋「お前らテント張るの手伝えー」
不破「天の川見えるかなあ…」
久々知「…なんか皆でこうやって星見るの懐かしい感じがする」
鉢屋「キャーやだ久々知君ったらロマンチストー!」
竹谷「でも確かになんか懐かしい感じだな!」
尾浜「でも男五人でむさ苦しく星を見に来るのなんて初めてだよ?」
不破「はは…嫌な言い方しないでよ勘右衛門…」
竹谷「でもすげーよな。今宇宙にある星の光を俺たち見てるんだもんな」
鉢屋「…今俺たちが見てる光は何百年も昔の光だったりするんだぞ?」
竹谷「えっ!?マジで!?何で?」
鉢屋「…お前に説明するのは面倒くさいからしないがとにかくそういうもんなんだよ」
久々知「…例えば今俺たちが見てるあの星。あの星と地球との距離を500光年とすると、今俺たちが見てるあの星の光は500年前の光ってこと」
竹谷「…光年?…よく分かんねえけどとにかく500年前の光なんだなあれは?すげー…!」
鉢屋「………」
不破「500年前っていうと…戦国時代?室町とか…」
尾浜「なんかロマンだなー!」
鉢屋「…なんかやっぱ俺も懐かしい感じするわ」
不破「皆で星を見るのが?」
鉢屋「うん」
久々知「…また皆で星見に来ような」