立花「あー…暑い………」
潮江「…………」
立花「こうも暑いと何もやる気が起きん」
潮江「…そうだな…」
立花「そうだ文次郎。何か涼しくなるようなことをしてくれ」
潮江「あ?何だそりゃ」
立花「まず私がお前に焙烙火矢を投げる」
潮江「………」
立花「そしてその直撃を受けたお前は死ぬ」
潮江「…………」
立花「その後地縛霊となったお前は毎晩学園の色々な所に出没するようになる」
潮江「………」
立花「そして夏場はたまに私の枕元に立ったりもする。どうだ。これはかなり涼しくなるんじゃないか?」
潮江「………」
立花「いや、だがいくら涼しくなるためとはいってもお前に枕元に立たれたのではうっとうしくてイライラするな」
潮江「………」
立花「さっきの案は中止だな。残念だ」
潮江「………」
立花「………あー暑い…」
潮江「………現実逃避は終わったか?」
立花「ああ……全く気がまぎれなかった……」
潮江「……だろうな……」


元拍手文。