※中学生


「家帰ろ〜っと」
「名前!ちょっと来てくれ!」
「あれ田村。どうしたの?」
「いいから早く!歴史が動く瞬間を見に来い!校庭へ急げ!」
「面倒だなあもう」

「あれ、綾部に滝夜叉丸にタカ丸さんもいる。どうしたの?何なの田村」
「フフフ…僕たちは四人で新世代アイドルグループを結成したんだ」
「な、何だってー!」
「私達は今の軽佻浮薄なアイドル界に一石を投じる存在となるのだ。名前、お前には私達が歴史を動かす瞬間を見届けてもらう」
「何言ってんのかよくわからないよ滝夜叉丸!」
「アイドルっぽい動きも開発したよー」
「意外と乗り気なの綾部!?」
「だって歴史を動かすなんて面白そうだも〜ん」
「タカ丸さんまで…!」
「今からアイドルっぽい動きを見せてやるからな名前!僕たちのファン1号はお前だ!」
「勝手に決めんな田村!……ハッ!四人が縦一列に並んで少しずつタイミングをずらして動き始めた…!この動きは…エ○ザイル!?」
「どうだ名前!僕たちのファンになっただろう!」
「ちょっと無理かなー」