てゅん | ナノ


10/26 (Fri) 21:47


今回のお話は、布団でうとうとしながら考えた死ネタが元で。

人間死んでから何時間かは周りの音が聞こえてたりするっていうじゃないですか。
だから、高尾が死んでしまって、そこに真ちゃんが来て今まで言えなかった本音とかを言うのを聞いてるって話を考えてたんですけど。
ならいっそ幽霊になって真ちゃんをずっと見てる高尾もいいなあと思いだして。

でも幽霊になってずっと見てるのって結構さみしいよなあと。
私よく夏休みとか家から出ないでずっとゴロゴロしてたりしてるんですけど、不意に憂鬱になるんですよね。
他人と関わらずに過ごしてると、人ってネガティブになるんですよ。

夏休みの私ですらそうなんだから、幽霊だったら余計にそうだろうなと。
しかも高尾みたいな、明るくいつも人に囲まれていた人間なら尚更。

そこらへんまで考えた時にソウちゃんから企画のお話もらって、せっかくだからやろうと思いまして(^-^)
だがしかしこの時まだ私は自分の文章の書けなさを甘く見ていたのだ…!

はい。笑
んで、そっから話どうしようかなーと考えて。
いっそ真ちゃん電波だから幽霊見えちゃうのもありかなと思ったんですが、それはなんかちょっと違うなーと思って。
いろいろ考えた結果、高尾と真ちゃんだからこその話がいいなと思いまして。

高尾は真ちゃんの相棒だと自負してるわけで。
オレは真ちゃんを理解してる、っていう自信があるんですね。
だから、自分が真ちゃんについて思うことを疑わない。ネガティブになって、自分に不利な方に考えだしても、それが間違ってるかもなんて思う由もない。
それが被害妄想だと気づかない。

緑間視点の話を書いたのは、あの話だけだと あれが高尾の被害妄想だというのがわからないと思ったからです。実際真ちゃんは忘れようとしたけど、忘れられてないですから。まあわからなくてもいい裏設定なんですけど。
もういっこ裏設定としては、タイトルを本当は「透明であるが故の被害妄想」にしようかと思ったんですけど長くて。笑
やめました。

なにはともあれ、人が自分のこと忘れてくの見るほど辛い事ってないと思うんですよね。
物体としての死のあとに、存在として 概念としての死があるわけで。
それを自分でみる訳だから。自分の死を見るのと同じなわけだから、辛いよなあ。と
そんな弱い高尾が書きたかっただけです。
鷹の眼だろうがなんだろうが高尾もまだ高校一年生だからね!弱いさ!

最後の方とか、ポンポンとやな単語ばっか出てきて
あと味悪いなーと自分でも最初は思ったんですけど麻痺してきてわからなくなりました。
なのであれを読んで不快に思った方には申し訳ないなと思います。笑

いやはや文章書くのがこんなに大変とは。文章書きさん尊敬しなおしました。ワシには無理でござる。
でも書いて良かったなあと思います。
楽しかった。

次は(次があるのか?)砂を吐くほど幸せな高緑を考えたいものです。
あとソウちゃんにはお世話になりました(^o^)ありがとう。




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