「あれ?アイルさん、どうしたんですか?」 「…腰が痛くて立てないんだって。さ、エレンは私達と行くよ」 ペトラは気付いてるな、言い方がそんな感じ。 ソファーにうつ伏せになりながら、いってらっしゃい、と訓練に行くみんなに手を振る。 「こうなったのも、全部リヴァイのせいだからね」 みんなが行ったのを確認し、まだ1人残っているリヴァイにボソッと呟く。 「あ?訳わかんねぇ」 「だって!やめてって言ってんのに、立てなくなるまでヤるんだもん!」 「お前の「やめて」は、「もっとして」だろ」 その言葉に、顔が真っ赤になる。 「…図星だな」 「ち、ちがうもん!リヴァイのバカ!」 「まあいい。今晩も覚悟しとけよ」 「なっ!」 私の真っ赤な顔を見て、ふっ、と笑みを浮かべると、リヴァイは訓練へと向かっていった。 …どうやら明日も訓練には、参加できなさそうです。 |