「いやー、まさかリヴァイとアイルがこうなるとはねー」

最近リヴァイと付き合い始めたことに、みんながまさか!と驚いている。っていうか、自分が一番驚いてるんだけどね!

「で、どっちから?」
「…リヴァイから」
「まじかっ!あいつも結構やるね〜!」

確かに、リヴァイが私に対して恋愛感情を持っていたのにはびっくりだった。いつも喧嘩ばっかしてたし、女として見られている気がしなかった。“お前が好きだ”と言われた時は、何かの罰ゲームか!?とさえ思ってしまったくらいだ。

「アイルは、前からリヴァイのこと好きだったの?」
「ううん。でも、自覚がなかっただけなのかも」
「なるほど。リヴァイから告白されて、自分の気持ちに気付いたって訳か」
「ちょ、やめてよ!恥ずかしい!」
「顔赤くしちゃって、アイル可愛い〜」

ハンジがニヤニヤしながら見てくる。こいつ、絶対楽しんでるっ!!!

「で、どこまでいった?」
「は?」
「だーかーら!…SEXした?」
「なっ、!!!」

ここは食堂、場をわきまえろハンジ!昼間っから、S、SEXだなんて!!

「なんだよー、まだしてないの?」
「…うるさいなぁ!ほっといてよ!」
「じゃあ、キスは!?」
「……した」
「ひゅー!どうだった!?やっぱ激しかった!?あいつ、舌とか吸ったり、咬んだりするの好きそうだよね!!!」
「なっ!リヴァイは、そ、そんなキスしないよっ!」
「うっそだぁ!あいつ、絶対そういうの好きだって!」
「そ、そうなのかな?」
「そうだよ!アイルも本当はされたいんじゃないの〜?」
「うっ、…まあ、って、何言わすの!」
「だって!よかったね、リヴァイ♪」

…は?リヴァイ?
…うそでしょ、まさかっ!!!!

「…お前ら、声がでけぇんだよ。向こうまで丸聞こえだ」
「ぎゃあああぁぁ!!!!」

振り向けば、まさかのリヴァイ!!うっそ!聞かれてた!!?って、丸聞こえ!?ヤバイ!!!恥ずかしすぎて死ぬ!!あぁ、もうやだどうしよう!!!!!

「オイ、アイル」
「…うぅっ、なによ」
「ついて来い」
「う、わっ!」

リヴァイに腕を引っ張られ、無理矢理連れていかれる。ニヤニヤしながら手を降るハンジに殺意が湧いた。




「ど、どこ行くの?」
「俺の部屋だ」
「なんで!?」
「激しいのしたいって言ってただろうが」
「(ぎゃああぁぁ!!!!!)」



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