「やっほー!遊びに来たよ!」

相変わらず、書類とにらめっこのリヴァイ。私をチラッと見ただけで、また書類へと視線を落とす。

「ちょっとは息抜きしなよー」

リヴァイの元に行き、肩をもみもみしながら、私も書類に目を通す。

「あ、これ。次の壁外調査の概要?」
「ああ…、オイ、手止めんな」
「へ?…あ、揉めってことね」

はいはい、とリヴァイの肩を揉み始める。が、ありえないくらい肩がカッチコチだ。疲れてるんだなぁ、と思い、本気でほぐしにかかる。

「……ぁ、そこやべぇ」
「ん?ここ?」
「……っ、ああ」

よっぽど気持ちいいのか、声を出し始めるリヴァイ。なんというか……非常にそそる声だ。

「ね、リヴァイ」
「っ…なんだ」
「声、エロすぎ」
「はっ、…ば、かかっ?」

はぁっと、息を漏らしながら言うリヴァイに、私以外の人に絶対に揉ませないでね、といいポイントをグリグリ責めながら、忠告した。



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