5000hit企画用小説 | ナノ

後書き


珠奈様
この度はリクエストしてくださり、まことにありがとうございました。
谷裂さんは何だかんだで自身の恋愛に気づかない、そのうえ肋角さん尊敬しすぎて恋愛とか何それおいしいのか?状態っていうイメージが管理人の中にあるので、あまり甘くない感じになってしまいました…すいません。
本当はギャグの許可を折角出してくださったのだから、ちょっと笑える感じにしようと思ったらメインの流れが長くなりすぎたので泣く泣くカットしました。本当は他の獄卒達にインフルエンザとはどういうモノか想像してもらおうと思っていたのに、無念すぎる…と思ったので下に少しだけオマケを書かせていただきました。
書き直しは珠奈様からのみ受け付けております。
リクエスト、コメントありがとうございました。


オマケ(9割会話文)

「へっぐじ!…なぁ、結局インフルエンザってどうやって人が死ぬんだ?風邪で死ぬのか?」
「大丈夫か。…いや、免疫が下がったりすると死にかけるんじゃないのか?」
「だからどうやってだよー、っくじ!…あー…斬島知ってンの?」
「いや、俺は知らないが…死人が大量に出るくらいなんだ。周りを巻き込むような死に方なんじゃないか?ほら、このティッシュを使え。」
(ティッシュを差し出す斬島)
「おー…なるほど。」
「(何言ってんだコイツら…。)」
「あーじゃあやっぱりアレか!大爆発!」
「…なるほど、それなら大量に死ぬのも分かるな。」
「…ってことは向日葵ヤバく…っくしゅ!もしかしたら爆発するんじゃ…。」
「インフルエンザにかかった人の死因は、それこそ呼吸器疾患とか併発した病気によるものだったり様々だけど、爆発はしないと思うよ。ほら、平腹このティッシュを使いなさい。」
(ポケットティッシュを差し出す災藤)
「「あ、災籐さん。」」
「誰かインフルエンザでもひいたのかい?」
「?獄卒って風邪をひくんですか?」
「うん?平腹、お前も一度は引いたことがあるだろう?」
「無いです!!へぶっっしゅ!」
「…。」
(なんとなく体を起こす田噛)
「うーん…それはいいことだけど…平腹今体が怠かったり熱っぽかったり鼻水が止まらなかったりしないのかい?」
「すげー!災藤さんよくわかりますね!!」
「うん、平腹。」
(災藤さん、どこからかマスクを取り出し装着する)
「はい?」
「お前そのあと医務室行ってきなさい。」
「…え?」
「獄都でもインフルエンザが流行っているらしくってね。もしかしたらということもあるから…。」
「「……。」」
(一斉に距離をとる斬島と田噛)
「え、え?でも風邪じゃないかも…。」
「行っておいで?」

結論:インフルエンザでした。

「田噛。」
「あ?何だ斬島。」
「馬鹿は風邪をひかないという格言があっただろう。」
「…ああ。」
「アレはこういう意味なんだな。」
「…平腹の奴がまさか、風邪をひいてるのに気づかないほど馬鹿だとは思わなかった。」

back