ガーランド×プリッシュ

暴れ回って疲れ果てたプリッシュは借りてきた猫のように大人しい。
腹が減ったと騒ぎ、弟子が反抗期だと愚痴をこぼす。
ガーランドの膝によじ登って口を閉じるまでそれはそれは長い時間を要した。
縁側で日向ぼっこするようにポカポカな居心地。
プリッシュの腹の前で組んだ手に小さな手が重なる。
無言で帰ると促すが、もう少しだけ、ギチリ…鎧に纏われた手に力を込めた。



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