皇帝×プリッシュ

忌み子だという、ちっぽけな娘が、まるで嫌悪の全てのよう。
大それているものかこんな阿呆が。

「貴様、何度注意すればやめるのだ…!」
「うるせぇ!ばーかばーか!」

暴言を吐いて逃げて行った。
大穴が空いた城壁。
ビカビカと光るショッキングピンクから煙が立っている。
練習台に使うなと何度いえば。

怒って見せるも、口元が笑っていることに皇帝は気付いていない。



prev | next


第4回BLove小説・漫画コンテスト応募作品募集中!
テーマ「推しとの恋」
- ナノ -