カイン×エクスデス
同族嫌悪に似た焦燥。
これは俺なんだ、表的にされてしまったばかりに世界を呪った俺自身。
何故お自分でなければならなかったのか、お前は考えたことがあるか。
脳のないと罵られ失くすしか実行出来ない…お前は俺だった。
「だがもう失いたくないんだ」
揺れる地盤を踏みしめる足と足がぶつかって火花が散った。
ガードさせない距離まで攻め入って頭突きをかます。
無を望まないお前はお前でなくなってしまうと知りながら、失いたくないと願うのを、許さないで良い。
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