オニオンナイト×ユウナ

たてごとが ないと うたえない!

「歌を唄ってあげる」
得意げに見上げる少年に、少女は不思議そうに首を傾げる。
その様子に、少年はくすくすと可笑しそうに笑った。
「知らないの? 召喚獣と歌は相性がぴったりなんだよ」
言われた言葉に、なるほど、それもそうか、と少女の顔に笑顔が浮かぶ。

わたしたちのためにうたってくれますか?

少女の言葉に少年は楽しそうに微笑んだ。
少年の手の内で、竪琴の音色が心地よく奏でられた。



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