作戦会議!!







「え、なに兵助も呼べたの?」


「ぉー、三年の善法寺先輩に頼み込んだら渋々だったけど引き受けてくれた。」


「兵助ちゃんと行くかなぁ?」


「大丈夫だろ?変に真面目だし。俺と雷蔵は別で飲み会行っちゃうけど、ハチは?」


「俺はその日バイト。」


「え、じゃあ兵助だけなんだ。」


「ハチ、名前は?」


「呼んでる呼んでる。クラスの女子に頼んだ。」


「さすが無駄に顔が広い男!」


「無駄には余計だっての」


「ていうか、疑問だったんだけどなんで二人ともそんな兵助と名前を会わせたいの?」


「…んーまぁ、なんつーか……なぁ、ハチ?」


「…お似合いだろ!雷蔵も応援してやれって!」


「え?……うんまぁ、お似合いだとは思うけどさ」(ハチは名前が好きなのかと思ってたんだけどなぁ)


「兵助は天然だけど見た目も頭もそこそこだからな!名前も気に入るだろ。」


「兵助は彼女いないけど、名前は?」


「いないいない。」


「ま、そりゃそーか。」


「あ、三郎そろそろ授業だ。」


「げー…。雷蔵、代わりに…」


「一人二役はやらないって言っただろ」


「はいはい…じゃあハチ、また来週の頭に兵助の家で。」


「おー」


「ハチもちゃんと授業行きなよー」


「わかってるって。」























「…へーすけー……早く思い出せよー」








(やっぱり二人には、一緒にいてほしいんだよ。こんちくしょー)





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