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「そんなこと、あるんだな」


急に新一っぽい話し方になった。
そうだよね、これで小学生じゃない事がバレたんだもん。


「ごめんね、黙ってて…」

「それはしゃあねえよ。俺だって秘密はあるしな。」

「快斗は私が現実の世界から来たことと、本当は19歳だってことしか話してないし、蘭、園子、青子は何も知らないから、言わないでね?」

「言うわけねーだろ?安心しろ」

「ありがとう…でも話せてスッキリした!」

「それは良かった」

「今日、コナン君がキッドとテレビに映ってたから…それで快斗が何してるか知った!」

「あんま詳しい事は聞かねえけど、全部知ってるのは俺だけなんだろ?なんかあったら俺に話せ」

「コナン君…ありがとう!!なんか声と見た目のギャップ激しすぎて…」

「るっせー」

「さ、結構時間たったから戻ろうか!快斗ももう来てるかもしれないし、時間が…やばいっ!」

「急ぐか!」



ーーーー

「あ!名前!コナン君!快斗もう来てるよー?」

「ちょっと遅いわよー?ガキンチョ、あんた何やってたのよー!」

「あはは…ちょっと喋り過ぎちゃって…」

「ごめんね〜!!快斗やっときたんだ」

「おう!」

「名前おねえちゃんと仲良くなりたくて、2人でたくさん話したよ〜!」

「…ボウズ…ガキがそんな名前と仲良くならなくていいんだよっ」


快斗がコナン君を睨みつけると、コナン君はニヤッとした。


「…あんたなんでこんなガキンチョに嫉妬してるわけ?」

「バーロー園子!!嫉妬じゃねえよ…!」

「ほらあ、園子、快斗、カウントダウン始まるよ〜?」

「始まるって!!楽しみ〜」





この世界に入って約9ヵ月

快斗が好きでこっちの世界に入ってきてからいろんな事があった。






「「「「3!!」」」」



初めてキッドに助けてもらって、あの時はすごく緊張して…
次の日さっそく初登校して青子と快斗が話しかけてくれて……。
その時も緊張したなあ

でもそこから仲良くなって、今では3人で行動して。

快斗に夜景連れてってもらって。



「「「「2!!」」」」




キッドを追っかけてるうちに蘭と園子とコナン君とも仲良くなって

みんなで海に行って、事故が起きて
その時快斗といろんなことがあって
みんな心配してくれたなあ

球技大会の罰ゲームで、私が違う世界の人だと打ち明けると、その後快斗の事がわかんなくなって帰ろうとしたところに快斗が来てくれて…




「「「「1!!」」」」



その後もみんなでクリスマス過ごしたり
こうして神社に来たり
コナン君にバレたり…

いろんなことがあったなぁ。

まだ1年はたってないけど、すごく濃い9ヵ月だった。

こうしてこれからもみんなと一緒にいたい。

みんな、大好き…!!










「「「「ハッピーニューイヤー!!!」」」」




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