10-3
クリスマスソングを流しながら3人で会話を盛り上げていると、そこに蘭、園子、コナン君も加わることになり6人で盛大なクリスマスパーティーを開いた。
快斗がマジックを披露したり
コナン君と快斗が言い合いをしたり
女子トークを繰り広げたり
ほんとにこの5人に囲まれて幸せだ。
蘭達もケーキを持ってきてくれて、クリスマスの2日間でケーキを三つも食べた私と快斗は目を合わせ、もうケーキはしばらくいらないと思うのでした。
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「さて、そろそろ帰りますかあ!ガキんちょは遊び疲れてるし!」
「別に遊んでないよ園子ねえちゃん…」
「そうね…帰りましょっか」
「じゃあ青子も帰ろー♪」
「俺も帰る〜…俺はボウズと遊んでやったから疲れたわ〜」
「快斗お兄ちゃんといると楽し過ぎて…」
あははと苦笑いをしながらも快斗を睨みつけ、それを見た快斗はいや〜な笑顔を浮かべていた。
ほんとにどっちがガキなんだか…
でもみんな帰っちゃうのかあ。
なんか寂しくなるなあ。
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「じゃ、名前!また遊びにくるわねー!」
「うん、園子達、気を付けて帰ってね!」
「わかってるわよお。じゃあねん♪」
「青子達も、気をつけてね!」
「うん、じゃあね!」
「じゃあな!」
「うん、ばいばーい」
みんな帰ると、広い家が急に静かになった。なんだか世界に取り残された様な、そんな気分。
「はあ〜…疲れたけど、ここでみんなでわいわいした後って寂しいなあ…」
孤独感に襲われ、1人でクリスマスソングを聞く。
目を閉じると、さっき楽しんだことを思い出し、自然と笑ってしまった。
ふふっ…
1日目は快斗とデート
2日目は友達みんなでクリスマスパーティー
私、こっちの世界に来てからすごく充実してる。
あっちの世界にいた時より、アウトドアになって、楽しんでるかも…♪
こうして楽しいクリスマス気分をいつまでも味わいながら眠りについた。
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