05-3





結局快斗の試合は勝ち、みんなでお昼ご飯を食べることになり、教室へ戻ってお昼をとった。


ーーーー


「そろそろバスケだ!青子、応援よろしくね!」

「わかった!頑張ってきて!」

「俺と名前のバスケの時間丸被りだなあー…体育館はバスケ一色になるな」

「じゃあ私、間で2人を応援するよ!」

「おっ?!俺の事も応援してくれるのか?!」

「ちゃんとするよー!」

「じゃあ2人の応援よろしくね♪」

「まっかせといてー!」



体育館に移動し、2人のバスケが始まった。

2人は見事に勝利。

その後もみんな着々と進み、1日目はみんな決勝進出となった。


ーーーー


放課後普段通り3人で帰る帰路ではみんなで決勝進出に進めた為盛り上がった。

「みんな決勝進出だねー!」

「凄いね!バレーもバスケもサッカーも!」

「快斗ハードだったね…」

「疲れた〜…でもこれで明日名前と戦えるな!」

「敵同士になっちゃったもんねー…」



結局、私の快斗と同じチームになる夢は叶わず、敵同士になってしまった。


「名前、どっちかが勝ったらなんでも1つ言う事聞く事にしようぜ!」

「ええっ?!賭け?!」

「敵同士なら普通に勝負してもつまんねーじゃん!」

「ええっ…うん、わかった…」


これは負けてられない。
むちゃな事言ってきそうで怖い!!
勝たなきゃ…勝たなきゃ…怖いいいいっ!!


「バ快斗の事だから無茶言ってきそうで怖いね〜」

「それはどーかなー?」


ニヤニヤとする快斗に嫌悪感が走った。


こわっ…


「青子私が思ってた事をさらっと…」

「えっ?!名前そう思ってたの?!なんかショックだ…」

「あ、言っちゃった」

ーーーー

いよいよ今日決勝だ

頑張らねば…


「名前おはよー!」

「おはよー青子!頑張ってね!」

「そうだよー…今日も最初!勝って優勝だーっ!」

「き、気合いが凄い…」




今日も青子が最初に試合だ。
もちろん、2人で応援しに行った。


その後青子のチームは惜しくも準優勝で終わり、その後は快斗のサッカーがあり、それは優勝してみんなでバンザイをした。




そしていよいよ私と快斗の対決…

男女混合バスケだ!

もう全ての種目が終わり、みんなが体育館に集まった。


体育館の中央で試合だ。

男女混合となると人数が多い為2回戦あり、私と快斗は1回戦目に出場予定だ。


1回戦は見事に私たちの負け

2回戦は勝利。

1ー1の同点となった為、1回戦出場予定者が最終戦に出ることになった。


この接戦は盛り上がりが増し、体育館内は熱くなっている。



次…絶対勝たなきゃ…
なんか快斗の言う事聞くことになる!
それは避けたい……。




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