03-2






「海だー!!!海海!!」

「バ快斗うるさい!」

「どっかにいい男いないかしら〜!!」

「も〜園子ったら…」



海に着いた6人でさっそく準備を始め、みんな水着に着替え出てきた。


「水着最高ー!!ボウズがいなけりゃ特になっ…」

「るっせーキッド。逮捕すんぞバーロー」

「ばっ…か!キッドって呼ぶな…!!」




後ろでコソコソ話している声、私には聞こえてますよ…


私だからまだよかったけど…

危ない会話をするなあ。



なんて思ってたら、前の方でもうすでに海に入っている蘭と園子と青子が、おいでよー!と私を呼ぶので行く事にした



結局私はお腹が出るのが恥ずかしくて、水着の上にTシャツを着た。



「俺も混ぜてー!!」


と快斗も走ってくる


コナン君は遠くの方で快斗を冷ややかな目で見て苦笑いしていた。


「コナン君もおいでー!」

「うん!今行くねー!」



みんなで海で騒いだり
ビーチバレーしたり
あさり探しをしたり


すごく楽しい。



「んで、名前はなんでTシャツ来てんだー?もったいねえー」

「もったいないって何がさ…お腹出る水着だから恥ずかしくて…っ」

「まっ、うっすら透けてる水着姿もいんだけどなー!」


ニヒヒと笑う快斗に私は恥ずかしくなって下を向くと、青子がその後ろからやってきて…


「っこの変態!!!」

と拳が一発快斗の頭におりる。
これは痛そうだ。

それをみていたコナン君はやれやれといった表情。



その後、みんなでご飯を食べる事にした。


海でBBQ

肉を焼いて、魚介も焼いて

みんなで盛り上がって


また海で騒いで…

時間はあっと言う間に過ぎていった。


ーーーー


「ん…?なんだあそこ」

夕方盛り上がっている中、砂場の奥の方に洞窟みたいな穴があるのを見つけ、そこまで泳いで行くことにした。


「蘭たちは楽しそうにしてるし、私1人で見てみよー」



それを快斗は見ていたらしく、コナン君と共に私の後を追ってきた。



「おーい!名前!あぶねえぞ1人で行ったら!」

「名前姉ちゃーん!あっちでみんなで遊ぼうよー!」

「でも、ここに洞窟みたいなのがあるー!行ってみたいのー!」


洞窟の前に立っていた私に追いついた快斗とコナン君は、戻ろうと言ってきたが私はこの洞窟の中が気になり3人で入る事にした。



「うわー…声響くね、ここ!」

「なぁー名前ー危ないかもしれねぇぞー?」

「大丈夫大丈夫!!」























なんて、軽々しく言った私が馬鹿だった。




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