03-1





「っしゃああああ!!明日から夏休みだぜ!!!」


夏休み前の最終登校日

快斗は嬉しそうにクラスで大声で叫んでいる

「うるさいバ快斗!!」


それにまた大声を出す青子




「まあまあ青子、夏休み前日は嬉しいじゃん!」

「あ、ねえ名前、夏休みさ、みんなで海でも行かない?!」

「ん?みんなとは?」

「快斗、蘭、園子、コナン君でさ!」

「えっ、青子蘭たちと仲良いの?!」

「うん、友達!ねー快斗ー!!ちょっと来てー!」

「んだよー?」


快斗は男友達の元からこっちへ向かってくる


「あれ?名前は蘭たち知ってるの?」

「うん、キッド見に行くといつも会うからそこで仲良くなって…」


意外だ…
青子と蘭たちって、漫画で仲よかったっけ?


「ねえ、快斗、夏休みに快斗と私と名前と蘭と園子とコナン君で海に行かない?」

「多いな…別にいーぜー?水着っ水着っ」

「バ快斗…この変態!!」

「海と言ったら水着だろ?!…ボウズも行くのか…」

「はは…」


いくんです。と心の中でつぶやくがまだ蘭たちが行くかどうかはわからない



「ねえ青子、蘭たちは行けるの?」

「んー、聞いてみる!」

「おーいみんな席に着け!ホームルーム始めるぞー」


先生が来たのでみんな席に戻りホームルームが始まった。




でも、みんなで行けると楽しいだろうなあ

まだ細く決まってないけど、楽しみっ!


ーーーー

掃除や集会も終わり、放課後いつも通り3人で帰る準備をする。


「ねえ、青子、蘭たち行ける事になったのー?」

「うん、連絡したら、蘭と園子は行けるみたい!コナン君には帰ってから聞くって言ってたよ!」

「ボウズ来ません様にボウズきません様に…」

「…快斗…」

私は苦笑いをしながら心の中では楽しみにしていた。



えっ…でも水着…どうしよ!
ない!!
全部現実の方に置いてきちゃった…



「青子、私水着ないよ…私服でいいかな…?」

「ええええ名前水着着ねーの?!」



だだをこねる快斗に青子が喝をいれる


「じゃあ一緒に買いに行こう!私も新しいの買いたかったし!」

「じゃあ俺も!!」

「バ快斗はいいの!!」


ーーーー


夏休みに入り、コナン君も行ける事になって、海に行く日取りも決まった。


なので今日は青子と水着を買いに行く。


「楽しみだね!海!名前はどんな水着買うのー?」

「んーどうしようかなあ。露出はあんまりしたくないなあ。」

「焼けたくないしねぇ」





水着のお店に入ると青子はピンクのスカートのビキニにさっそく目が光っている


私はどうしようかなあ…


あれこれ悩んでやっと決まった。



「私、これにする!!」

「んーじゃあ私はこれにしようかな!」




結局、青子は最初に目がついたピンクのスカートのビキニ。
私は黒のトップで、首の後ろで紐を結ぶタイプにデニムのショートパンツの水着にした。


結局お腹が出る水着を買ってしまった。



痩せなければ……。



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