02-1
こっちの世界に来てから三ヶ月
家の中では現実の世界と連絡が取れるのがわかり、帰り方はわからないが、ほぼ毎日母と連絡をとっている
江古田高校にもだいぶ慣れ、青子、快斗とも打ち解けている
キッドが現れるたびにコナン君、蘭、園子も現場に来ているから、何回か会ううちに3人とも仲良くなった
これはなんとも嬉しい展開だ
「快斗とも仲良くなってきたし、学校が楽しいっ!」
朝はいつもこんな感じで、わくわくしながら登校する
今日も青子と快斗が迎えにきてくれる。
でも、一つ心配があった。
「きたきたっ」
「「おはよー名前!」」
「おはよー青子、快斗」
「うわ!ハモんなよ!!」
「なによバ快斗!朝の始めの挨拶はこれでしょ?!」
相変わらず仲がいいこと…
快斗は私にいっさい興味がないんじゃないかっていうくらい2人の仲がよくて、私はこの2人の間に割り込んでいいのか不安になる
「行こうぜ名前!」
「う、うん!」
まあ、2人と仲良くなれただけでも幸せだよね。
さ、今日も学校へ行きましょっか
ーーーー
朝は眠気が強く、授業を流すように聞いていた。
あーもう4時間目だ。
これ終わったら弁当ー
がんばろー……ん?なんか携帯のバイブが鳴ったぞ?
……!!
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