▼ 静かな砂漠
「シィーザァー!!!!」
生まれ変わったらそうジョセフに呼んでもらいたかった……
夢で会いましょう。アディオス………
って!
いっている側から本命のジョセフに呼ばれて飛び起きた。
あれ?ここはどこ?私は誰?
目の前にいるのは難いの良い、背の高い、そして見たことのあるアホ毛。まさか本命のジョセフ!?(2回目)
と、いうことは…シーザーに成り代わりってヤツですかッ!!?素晴らしいッ!!!
「なっ…なんだよ。大声で呼ぶんじゃあねえよ」
「良かったン!シーザーちゃん!急に倒れるから俺心配したのよ?」
「うわぁッ!!」
抱き締められて思わず声が上擦る。
なッ!なんて幸せなのか。ジョセフに抱き締めれるなんて!
「息してないから俺が愛の深呼吸をしてあげようかと思ってたとこよ?」
「ッ!誰がお前の深呼吸なんか受けるか!」
「ひっどーい!シーザーちゃん!」
なッ!ぜんぜんオーケーよ!ジョセフ!バッチコイ!
くぅー!今すぐにでも「どうぞ」とか言ってジョセフの深呼吸受けとめたi((
「おッ…お前!気色悪い!」
「強気なシーザーちゃんもまた好きよン♪いいじゃあないの少しくらい〜っ減るもんじゃなしに」
「減るわ!!何かがっ!!」
うはっ
目の前にジョセフ居るのに素直になれない私がいます。素直になったらシーザーちゃんのキャラ壊れるもンね。
わおっ!心臓破裂しそう!
「これから闘いに行くってのに最後みたいなフラグ立てるなよ(´ω`)?」
「やだなーシーザーちゃん!二人で倒すンだろ?」
「一 人 で 行きたい」
「二 人 で、だろ?」
ああああああ!ジョセフにツンデレなシーザーちゃんは嬉しいけど私のほんとの気持ちは二人で行きたいデス。
このままラスボスまで行きたいよ!アレがなければの話だけどね
「分かったよ…二人で、行く…ただし」
「あら?意外に素直」
「だったら誓え!この先何があっても俺から離れるな!絶対にだ」
「シーザー、ちゃん?」
「離れたら承知しない!俺もジョセフ、お前を信じてお前から離れない」
あの事を回避したい、それわ考えたら口が勝手に開いた。
何故かは分からない。だけど…ジョセフを悲しませたくない、そう思ったから。
「分かった。約束するぜシーザー。俺たちはずっと一緒だ」
「…ほら、さっさと行くぞジョセフ」
ジョセフは珍しく真面目な顔で俺に返事を返した。
「先に死んだら許さないからな」
「それはこっちの台詞だぜ?相棒」
私は、シーザーちゃんには成れないが結末を知っているからこそシーザーが死んでしまうのを回避することはきっと出来る。そう胸に誓い、またジョセフと歩みを始めた。
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最後まで目を通してくれてありがとうございます。
遅くなってごめんなさい。
拙い文章ですが、読んでいただければ幸いです。
この度はリクエストして下さり、感謝します!