3部アニメ化記念企画 | ナノ

楽しみましょう?




「子供っていいよね」

ふいに、路地で遊んでいる子供が目に入った。

無邪気に鬼ごっこをしている子供に、私はなんだかほっと安心した。

「そうかい…?僕は苦手だな」

「なんで?」

花京院は私の質問に「苦手」と答えた。

「昔を、思い出すからね」

「昔を…ね」

私は花京院の昔を知らない。
どんな事があったのか、何をしていたのか…

だけど、理由を聞いちゃいけない気がしたんだ。だから誤魔化した。

「昔のことなんてどうでもいいけどね」


花京院が笑った。

「今は君が居るから」

「…なっ……恥ずかしいこと言わないでよ……!」


花京院は優しく私に微笑んだ。
からかわれたんだと、少し怒った。
その様子を見て、また花京院が笑った。

ああ、幸せってこれなのかな…
二人で居られるのだから。


私達は復讐を忘れて今日をゆっくりと過ごした。




今を、生きる

(神様、どうか幸せを奪わないで)














………………

お待たせいたしました



花京院の過去を書こうかな、と思いましたが、長くなってしまう可能性大だったので縮小させていただきました(汗

またもや口調迷子になってしまい、誰誰感ハンパないです;

良ければもらってやって下さい。

この度はリクエスト、ありがとうございました!

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璃乃

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