3部アニメ化記念企画 | ナノ

閉じ込めた感情


名前…
ああ、君の美しい髪を触りたい…
君の美しい手に、触れたい。

どうしてだろう。
こんな衝動に刈られてしまうのは


…名前が承太郎と話している。
あれ…?名前が笑っている。

僕には、そんな顔見せてくれないじゃないか。
僕は嫉妬深いんだよ?
もしかしたら承太郎を…
消してしまうかもしれないよ?

君は…
視線、唇、足の先まで僕のものだろ。


「…花京院…?」

「名前、君の髪を触りたいんだ…すごく…承太郎には触らせたの…?まだだろう?僕が初めてだ」

美しい漆黒の髪色…
毛先まで手入れされた艶やかな髪…。
僕のものだ。



「痛…ッ!何、するのッ!?」


名前の指先を噛んでみた。
血が出るほどに…

すると、僕の思った通り深紅の血が名前の指先から流れた。

「ああ、ごめんよ名前……舐めてあげるよ」
「ひ……ッ!?」

名前の怯えた姿…可愛いな…
そんな顔、承太郎にはまだ見せていないだろう?僕が初めてだろう?

「…やめて…」

舌で爪先まで舐めた。
名前の反応が嬉しくて…また舐めた。

ああ、美しい。
名前の全ては僕のもの。
誰にも渡しなんかしないさ。

もっと愛してあげるよ。

だから…君も僕をもっと愛して……

好きだ…好きだ…。

君の髪の毛…皮膚…爪先……
全て僕のものにしたい…。

「名前、僕のこと、好きだろう?」

「好きよ」





閉じ込めた感情
(…君を、アイシテル)











………………

お待たせいたしました


ヤンデレの度合いが強すぎてなんだかストーカーみたいになってしまった花京院君。
"…"ばっかりで読みにくいですよね;;
すみません


良ければもらってやって下さい。

リクエストありがとうございました!
これからもよろしくお願いします!

>
璃乃

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