3部アニメ化記念企画 | ナノ

終わり良ければ全て




「息を吸って吐いて…落ち着け私……よっし行くぞ……!」

いよいよDIOの館に到着した私達。
DIOの館には寒気がするほどの嫌な気が漂っていた。

気合いを入れて、いざ!館へ…!

「いよいよ最終決戦だね…承太郎」

「早く倒してスージーQとイチャイチャしたいぜ」

「さっさと倒しましょう」

「これがあのDIOッスか…」

「寒気がするわ」

「面倒だなぁ…」


ん……?待てよ??待て。
今さ、なんか敬語の人が居なかった…?
あと女の子の声がした。

この世界観じゃ知らない口調の人が混ざってたよ?あれぇ?

「え?」

変な予感…
私は恐る恐る(承太郎が居るはずの)後ろを振り向いてみた。

「……ん?」

一、二、三本…
なんか足増えてない??
承太郎、そんなに足多かったっけ?

私はもう一度目を瞑って開けて目を擦り、目を開けてみた…

すると……

「はあ!??」私の知らない人達が私の後ろにズラリと並び、「バァ〜ーン」という効果音と一緒に立っていた。いわゆるジョジョ立ち。

「…は?…え?どなた…?」

「1年B組…東方…仗助です」
「このジョルノ・ジョバァーナには夢がある!」
「空条徐倫…私をジョジョって呼ぶな」
「僕の名前はジョニィ・ジョースター」


待てよ…待て待て
まず頭を整理するよ。

あれ…?この人達、何かで見たことあるぞ…?もしや歴代ジョジョキャラ…?

「承太郎助けて…なんなの…頭パニックになりそう……」

「俺に振るな」

「もう私喋んない。仗助パス」
「え!?俺ッスか…?」

―――――――――

―DIOの館―

「…おい。あれはどういうことだ…ジョナサン。アイツらは誰だ?」

「…あー…やっぱりそうなんだ」

「何がやっぱりだ」

「ごめんよDIO。僕が何らかのスタンドを使っちゃった所為で他の世界のジョジョ達この世界に来ちゃったんだよ。きっと」

「貴様………これをどうするつもりだ」
「君ならなんとかなるさ!」

「……おい。話は済んだのか?さっさと僕は元の次元へ帰りたいんだが」

「ディオ、俺と口調被るな。せっかくの恐竜化が台無しになるだろ」

「うるさいぞディエゴ」




「「DIOぉおおおーー!!!」」

「うわ。来やがった。僕は退散する」

「ああ、俺も飯がまだだったから退散させてもらうよ」

「ディオっ!ディエゴっ!貴様らぁあ!」
「頑張ってね、DIO」

「ジョナサン…!お前というやつは……ッ!」

ようやくDIOが居る最上階に来たのはいいんスけど…ああ!もうワケわかんないッスよッ!俺一人じゃ処理しきれない。
…というか俺ら、空気…?


「…ふ…ふふ、良いだろう……このDIOが纏めて相手をしてやる」

「「ちょっと待て!」」


DIOの行動に待ったを掛けたのはジョルノと徐倫だった。

「…パードレ……貴方には言いたいことがいっぱいあります…」

コ゛コ゛コ゛コ゛コ゛

「あんたの所為で私の世界の平和は崩れたのよね…」

ト゛ト゛ト゛ト゛ト゛

二人は修羅モード突入した。

「私が何をしたと言うのだ……」

「「だいたい全部あんたの所為(です)よ!」」
「あんたの所為で僕は昔ひどい目にあったし色々あるし云々…」

「お前なんかにプッチ神父が会わなきゃ私は今頃幸せに云々」



その後の二人の説教?は続き、DIOは「ザ・ワールド」も使っていないのにその表情は疲れきっていたッス。

その後、DIOは歴代ジョジョ(俺を抜く)に迫られて壁の隅に押し寄せられていた。

どうやらDIOの死亡フラグは100%みたいッスね。


ああ、お気の毒様……


無事に(?)DIOを倒して俺らは元の世界へ変えれたッスけど…徐倫とジョルノがまだ何か言いたそうな顔でDIOを見ていたッス。



終わりよければ全て…?

(いいわけないっ)










――――――――――――


匿名希望様、お待たせいたしました。

歴代ジョジョ終結、とのことでしたので詰め込みました←
詰め込み過ぎた感があります…(反省

半分以上ギャグになってしまったし、ヒロインが出てこない。という駄目駄目な展開になってしまいました…

こんなので良ければもらってやって下さい。

リクエストありがとうございました。

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璃乃

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