「やあ、ジョニィ」
爽やかな挨拶をしてきたのはえーと…ディエゴ・ブランドー…さん(私の中だとDIOの生まれ変わりだと思ってるから何故かさん付したくなるんだよね…)
今日も金色の髪が綺麗に手入れされてますな、うらやましい
…て、自分もあのジョニィじゃん。
7部だと一番可愛くて綺麗で、顔立ち整ってるししかも
ジャイロと一緒に居られるし。
嫁さん居るし…… 
「何の用だい?君がそこに居るとさ、僕が車椅子で通れないんだけど」
足が悪いのすっかり忘れてた。
鉄球遣えばいいんだけど…そんなにパッパッ使いたくはないし…私はとりあえずツンとした態度でディエゴに接してみた。
「…そんな足じゃ不憫だろう?」
 
「は?…なにを…っ!?うわあ!」
ディエゴが私の顔を覗き込んでニヤニヤしたと思えば、
急に体が宙に浮いたように軽くなった。
急に、だったから一瞬なにが起きたか分からなかったけど理解した。私は…僕はディエゴに少女マンガ見たことがある"お姫様抱っこ"されている。
ディエゴのヤロー…なんてことしてくれるのだ。

顔が赤くなるし、体が言うこと聞かないし、だいたいこんなとこジャイロに見られたらどうしてくれるんだよ!
この恐竜野郎!!!
…あ、口が悪くなってる…原作通り?

「なんだ。割りと軽いんだな…ちゃんと食べてるのか?それに顔が赤いぜ?照れてるのか」

ククッと笑うディエゴに
ジタバタと抗いながら私は 違う!とディエゴの顔面目掛けて爪弾をかましてやろうとおもったが、うっかりしていて機会を逃した。

「このままで、いいだろ?」
「…やめてくれ…君の胸の中って心地悪い。ジャイロのほうがマシだ」


案の定、ジャイロに目撃され色々めんどくさいことになったのはこの数分後…




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