恋次 / 修兵 / 一護 / 弓親 / 一角 「…つまりアレか、今日は男と女が公然と乳繰りあう日ってわけか」 「阿散井テメェ?の前で乳繰りあうとか言うな!」 「スゲー偏った理解の仕方だな。まあ間違っちゃいねぇけど」 「人間ってホントおめでたいよね」 「死神ン中じゃお前がずば抜けておめでたいぜ、弓親」 「…」 「とにかくだな!現世じゃクリスマスっつーのは一大行事なんだ、わかったか?!」 「へーへー…テンション高ぇな一護、酔ってんのか」 「烏龍茶で?」 「そりゃすげェな」 「テメェら…」 「?、」 「…んう」 「眠ィんだろ」 「?!?!こっち来い膝貸してやる」 「…ん」 「あ」 「へぇ」 「…」 「はーやっぱ、修兵かよ…フラれたな恋次」 「うるせ」 「かわい…ッ、た、!つねんなよ」 「黙ってて」 「…この手癖の悪ささえなけりゃね」 「そこがいいんだろ?は」 「でもコイツ、寝顔だけはほんッと可愛い――ちょ、何スか」 「触んな」 「…?、大人しく寝てろ」 「斑目さんも。ちゃっかり撫でないでくれます?」 「良いじゃねぇか、減るもんじゃなし」 「減る減らないじゃなくて!…コイツに触んのは俺以外ダメですから」 「…ハァ」 「ご馳走さまっス先輩」 「酒が不味くなった」 「何とでも」 「まぁまぁ…そういや乱菊さんは?」 「とっくに出来上がって吉良連れてったぜ」 「ああそうだ、プレゼントは置いといたって言ってたけど――…これかな」 「乱菊さんのクジ引いたの誰だっけか」 「あ、俺だわ」 「ハイどうぞ。まともなプレゼントだと良いけど?」 「…開けるのが恐ェ。つか?のは、」 「悪ィな、俺だ」 「中身何だったんですか」 「まだ開けてねぇ」 「気になる」 「スゲー気になる」 「開けたら??の以外はハズレみたいなもんだったし」 「お前には言われたくねぇ」 「僕があげた香料にケチつける気?」 「男なのに香水なんて使わねーだろ!…ま、一番可哀想なのは恋次か」 「違いねぇな」 「自分の引くとか…」 「…言わないでください」 「哀れとしか言いようがないよね」 「クジ運無さすぎだろ。イヤ、この場合あり過ぎるのか」 「…あ、」 「あ、開けたんスか!」 「何だ何だ!」 「手紙…?」 「みてェだな」 ![]() 「――は?」 「いやいやいやいや、待て」 「どういうことスか!」 「…良いよな?俺ブチ切れて良いよなァ?」 「一角、抑えて」 「つまり、この中の誰か1人が?と年越しできる…」 「そういうことみたいだね」 「チ、ッ」 「ンなの誰が許すか!?、もちろん俺だよな」 「んー…何、うるさい」 「起こしちゃ可哀想スよ、…?ー先輩にゃもう飽きただろー」 「阿散井テメェ催眠術かけんなそして表出ろ」 「?、現世連れてってやる」 「誰が行かすか」 「?、お年玉あげる」 「うん」 「オイ!」 ?ちゃんのエスコート役をめぐる 熱き戦い(?)の火蓋が 切って落とされたのです。 さあ、ナンバーワンは誰だ? 結果は1/1で! |