過去企画 | ナノ

!こぼれ話。またの名をボツ話。
!会話のみ


@父親は?
キャスト:散葉、青峰、黒子、幽

「キャスティング決めにもう少し時間がかかると思ってたんだけど・・・」
「意外とすんなりいけたな」
「・・・あ、父親役はどうするんですか?」
「父親ぁ?誰のだよ」
「何言ってるんですか青峰君。
勿論シンデレラのですよ」

「・・・あ、じゃあ俺がやる」
「幽さんが、ですか?」
「うん。俺やりたいな。散葉の父親役」
「・・・すみません、その心は?」
「毎日美味しい散葉の手料理を食べられるなんて最高の贅沢だよね。
あ、勿論散葉の事も好きだし決して料理の腕だけで言ってる訳じゃないから」
「幽さん・・・!」(じーん)

「・・・おいテツ、アイツ(散葉)って黄瀬の彼女だよな?」
「僕もそう記憶していたと思いますが・・・黄瀬君に新たな受難ですね」



A招待状
キャスト:散葉、九瑠璃、舞流、臨也

「・・・ていうか何この招待状?」
「散葉姉、何の話ー?」
「・・・君達も見ているんだろ、この招待状?
何も思わなかったの?」
「?」

招待状の一部抜粋。

―――尚、王子の花嫁を探す為のものなので女装した男性は禁じさせて―――

『・・・・・・・・・・・・・・・』
「・・・お前ら、何が言いたい?」
「・・・否・・・(ぶるぶる)」
『あはははははは!!!』
「其処の馬鹿妹ども、歯を食いしばれ」



Bドレス
キャスト:散葉、緑間

「・・・ドレス、かぁ・・・」
「?
・・・普通、女子というのはこういうものは好むものだと思っていたのだが違うのか?」
「否そんな事はないよ?
ウェディングドレスとか普通に好きな娘(こ)はいるけど、私はどうもこういう動きにくいのは好きじゃなくて・・・」
「よくわからんな」
「女心は秋の空よりも複雑なんだよ。
うーんドレス・・・確かお父さんが買ってくれたけど・・・何処に仕舞ったかな・・・?
もしかしてイザ兄売っちゃった?」
「!?」



C舞踏会到着までの閑話
キャスト:散葉、紫原、静雄

「や、やっぱり私降りる・・・!」
「は?お前今更何言ってんだよ?」
「だって重いでしょ!?それに凄く居た堪れない・・・!」
「・・・お前やっぱアイツ等と血繋がってないだろ」
「・・・それ皆に言われる。
私も物心が付いてから十年近く確認してきたけど悲しくも真実だったよ・・・」
「・・・」
「オレもう疲れてきたー。
ねーオレもそっち(散葉の隣り)に行って良いー?」
「良い訳無ェだろうがふざけんな!」
「む、紫原君!お菓子なら舞踏会で沢山食べても良いって緑間君が言ってたよ!?」
「!!」

ダッ!!

「!?」
「わぁあ!?」



D近隣国を牛耳るまでの道のり
キャスト:散葉、桃井、赤司、黄瀬、黒子

「次は此処!」
「此処は・・・セイリーン国?」
「そう!
最近急成長してきている国なんだけど・・・シンデレラならどうする?」
「・・・そうだなぁ、私なら・・・」


「・・・」
「流石僕の息子、優秀な娘は嫌いじゃないよ」
「こんな殺伐な空気望んでないっスよー!!」
「諦めも時に肝心ですよ」
「黒子っちが何を言ってんスか!?
黒子っち程試合で諦める事を知らない癖に、ぶっ!」
「黄瀬君、その単語(=試合)はアウトー、です」
「自業自得だ黄瀬」

20130829