Diary | ナノ

||| plus alpha

!野崎×黒子(=『雪雫』)
!デフォルト名:野崎葵

「・・・葵、生きているか?」
「私・・・・・・私ね・・・もう疲れたよ兄さん・・・」
「葵!そんなっ・・・お前無しで俺は一体どうやって生きていけば良いんだ・・・!!」
「大丈夫・・・兄さんなら出来るよ・・・」
「無理だ俺にはお前が必要なんだ・・・!!くっ待ってろ葵、今俺が医者を呼んでくるからな!!」
「兄さんっ・・・」

とりあえずお前らいい加減にしろ。
野崎妹、お前はただ単純に睡眠不足が原因だから今から寝ろ」
「・・・すみま、せん、堀先輩・・・」
「いい所だったのに・・・」

もう原稿は終わっているんだから、と続けて言われた堀の言葉に船を漕いでいる葵とその隣りで何処か不満そうに呟く兄。
堀はとりあえずそれが兄の言う言葉か、と怒号を一つ飛ばしたのだった。

  □■□

「・・・人間ってやっぱり睡眠が一番大事だよね・・・」

しみじみとそう痛感する。
やっぱり徹夜は良くない。もう徹夜はなるべく控えよう。
テンションが可笑しくなるのが目に見えている。

「お、葵起きたか」
「うん頭すっきりした」
「そうかそれは良かったな。
・・・葵、一つ聞いて良いか?」
「?どうぞ」
「鈴木が完璧ヒーロー過ぎて感情移入しにくいって剣さんに言われてな。
何か良い案は無いか?」
「・・・・・・弱点・・・・・・?」
「鈴木は葵が考えたキャラだろう。
鈴木のモデルになった人に弱点は無いのか?」
「・・・・・・」

弱点。欠点。
・・・そういえば彼に初めて会った時からそれとなく人間観察していたけど弱点なんてあったか?


・・・・・・。
・・・・・・・・・・・・。

やばい。見付からない。というより見付けられない。
いやいやこれは由々しき事態だ。
彼も人間、人の子だ。きっと何処かに弱点がある筈!

葵がそう思い至ったすぐ後、出掛ける準備をしだしたのを見て兄は小首を傾げた。

「・・・何処か出掛けるのか?」
「(無断使用で)鈴木のモデルの人を観察してくる!ついでに取材を、」
「よし俺も行こう」

この数十分後、陽泉高校に元バスケ部190cmの部外者とその妹が突撃しに行く事になります。


今回は野崎くんsideで。鈴木の弱点ネタ。
氷室の弱点って何だろ・・・。料理する過程で周りが散乱する所?喧嘩っ早い所?何処だ。
寧ろ主人公のお相手が氷室で良いのか?まず其処から考えなければいけない事実←何
ちょっとこの記事を読んでいる其処の方、雪雫のネタ下さいorz←


August 14, 2014 21:51
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