猫の日

王闇
会話文







「…なんてことだ」
「どうしたんだい、王子」
「メル、今日が何の日か知っていますか?」
「さあ」
「今日は2月22日…通称猫の日です」
「…何故?」
「2が3つ並んでいるからですよ」
「それなら2月2日でも良かったじゃないか」
「2月2日はにーにーの日なので。因みに3日は兄さんの日です」
「何でもありだな…。ていうかそれ、意味同じじゃ…」
「まあ管理人が勝手にそう思っているだけなので仕方ありませんよ」
「そうだね、それなら仕方ない」
「それで、何が『なんてことだ』なんだい?」
「ああ!メル、今日は猫の日なんですよっ」
「う、うん…?さっき言っていたね」
「そう!こんな絶好のフリがあるというのに、あの管理人ときたら全く関係のない話を更新して!!しかも王闇ならまだしも赤イドなんてっ」
「…お、王子、落ち着いて」
「大体此処は王闇サイトだった筈でしょう!?それなのに何ですか!最近はあの忌々しい航海士ばかり!」
「王子、落ち着いて王子。そもそも此処はぎん○まサイトだったよ…!王闇じゃなくて高沖だったよ…!」
「あんな色狂いとドSの恋路なんてどうでもいいんですよそんなものよりももっと僕とメルの素晴らしい愛物語を書きべきでしょう?!勿論、夜のいとな「落ち着いてくれ王子!?頼むから!何でもするから!!」
「……何でも?」
「え、あ、うん」
「――それでは、これを付けて下さい」
「……え…」
「何でも、と仰いましたよね?」
「…いや、でも、それは…」
「管理人が何もやらないのなら、僕がやるまで。さあ、メル」
「……む、」
「付けて下さいますよね?ね こ み み」
「ムッティィイイィイィ」

果たして、メルは無事だったのか違うのか…その真意は、運命のみぞ知る^O^








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そういえば猫の日だった


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