▼バレンタイン 王闇的バレンタイン 現パロ(美大生×音大生) 会話文 「王子」 「メル！どうしたんですか、君がここに来るなんて…。何かあったんですか？」 「いや、そういうわけじゃない」 「では、何か用事でも？」 「ま、まあ…。ところで、それは新しい作品かい？」 「ああ、これですか。ええ。今度展覧会があるので、それに向けて」 「相変わらず上手いな。…これは油？」 「はい。お陰で手が酷い有様です」 「本当だ。……じゃあ、無理だな…」ぼそり 「何がです？」 「っあ、いや、その…」 「メル？」 「……今日は、バレンタインだろう？だから、一応作ってきたんだが…」 「………僕に、ですか？」 「……///」こくり 「っ！メル！」 「で、でも、直接食べてもらおうと、ラッピングとかしてなくて…」 「良いんですよ、ラッピングなんて。メルが僕に作ってきてくれた。それだけで十分です」 「そ、そう…」 「然し、困りました。食べたいのは山々なんですが…。こんな汚れた手で折角のメルの手作りを掴むことなんて出来ませんし…」 「………！」閃いた 「…うーん。どうしましょう」 「王子」 「はい？――え、」 「いや、手が汚れて自分で食べられないんだったら、私が食べさせれば良いんじゃないかと思ったんだが。…食べないのかい？」 「ま、まさか！頂きます！」 「……ど、どうかな？」 「――美味しい」 「良かった…」 「もうひとつ貰っても？」 「ああ、勿論。――はい、」 「ん。ありがとう、メル」 以下いちゃいちゃ -------------- 今日こういうやりとりがあったので捏造妄想してみた ちょっと天然入ってるメルと、そんなメルにどこまでも甘い王子 王子にあーんってするメルが書きたかっただけ＼(^O^)／ |