徒然花曇り


本日の更新にて、遠く彼方のナイトメアこと純黒編のスタートです。
ある意味ではこの章が節目になりそうですし、折角なのでちょこっと連載の話(という名の言い訳)をしてみようかなと思い立ち、こちらの記事を作成しました。本当は文章で全て伝えられればいいんですけどね。
お時間があればお付き合いください。

まずは夢主とキャラクターの関係について。
最近の夢主、なんだか色々ダダ漏れなんじゃない?仲良くなったからって油断しすぎて色んな人になんか知らんけど何かしら感ずかれてない??ていうかなんか怪しまれてるんじゃないの???とお思いのあなた。
安心してください。特に問題ありません。
今までのお話では、夢主は原作の物語を掠める程度で、本編には深く関わりのないモブとしての立場で書いてきました。ストーリーと関係のないいてもいなくてもいいモブ。キャラとどれほど仲良くなったとしても所詮はモブ。主要キャラクター達はとっても忙しいので、モブごときにかまけている暇はないのです。
とはいえ今回はキュラソーの名前を出しましたから、流石に少しくらい疑われるのでは?とお考えかもしれません。
安心してください。こちらの世界線ではどれほど不可解でも伝言係に罪はありません。
キュラソーの名前を出した際に安室さんの空気が変わったと描写しましたが、それは疑われているのではなく組織に関することだったから自然と緊張したのだと解釈して頂きたく思います。本当ならば誰にも気付かれない程度の変化だった筈なんです。ただ相手が人の機微に敏感な夢主だったからあそこまで明確に察せられてしまっただけで。
夢主が探偵達に疑われる話は沢山ありますよね。勿論そういった設定のお話も面白くて楽しいです。読むの大好きです。いつも楽しませて頂いてますありがとうございます。
でも私はハラハラするような頭脳戦が書けるほど頭が良くない上に、頭の良い人に夢を見ているので、「どれだけ怪しかろうが白黒見分ける目くらい持ってるだろ」というコンセプトのもとに連載を書いています。だって緋色組めちゃくちゃ頭良いんだからそういう機能搭載されてても可笑しくない。というかこれを言ってしまうとちょっとあれですが、妙な言動の相手を事件でもない日常の中で一々疑ってたらキリがないじゃないですか。黒の組織にたどり着く前に過労で死にそう。だから事件以外のとこでは恐らく私には想像もつかない様な思考精度でもって白か黒かの判定が成されているはずなのです。
つまりどれだけ夢主が挙動不審でも秘密があっても、それが犯罪とは何ら関わりがない以上、主要キャラクター達は触れない暴かない探らないの優しい三原則の元、今後も夢主と関わっていくことになるのだと思います。
誰にだって知られたくないことはありますし、踏み込んではいけないラインもあります。それを無理やり暴いて踏みにじるようなデリカシーのない人たちではないと私は解釈しております。
もしも夢主が疑われ追い詰められ秘密を明かすお話をお求めの方がおりましたら、ご期待には添えないかと思います。このお話では、誰にも言えない秘密を持ったちょっと変な夢主を、それでも黙って受け入れて隣に居てくれるような、器のデケー優しい探偵達が描けたらいいなと思っています。

次に原作で死亡しているキャラクターについて。
前々からスコッチや松田さんなどは登場しますか?とのご質問は受けていて、その度にまあそのうち出るかも分からんよねみたいな曖昧な返事をして参りました。というのも、連載の方向が定まっていなかったというのもありますし、無意味に出すのは嫌だったからです。道でばったりとか、誰かの後ろにいてこんにちはとか、そんなふうに軽くは扱えませんでした。
どういう理由、結果であれ彼らは信念の元に真っ直ぐに生きて死んでいきました。それを踏みにじるような気軽さで出していい筈がない…出すならば意味のあるところでなければ許されない……との考えがあります。わりと出ない可能性の方が高かったと思います。
ただキャラによってはここならば出しても違和感が少ないのでは?というところをどうにか見つけられましたので、今後はそこに全力で捩じ込んでいきたいなと思う所存です。
出す以上はなるべくストーリーに違和感がないように動かせるといいですよね。理想だけは高くて困ります。

他にも言おうと思ったこといくつかあった気がするのですが、書いている間に忘れてしまったので今回はここまでとします。
私の技量が足りないため、連載本編中では書きたかったことの全てが皆さまに伝わっているとは思っていません。というより夢主自体が理解していないことも多くありますので、夢主視点で進む構造上全てを語ることはできないかと思います。
そのため今後も定期的に言い訳していくことになるかと思いますが、少しでも皆さまの疑問が晴れましたら幸いです。




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