生まれは武州。
代々薬師の家系である星原家の当主、星原裕一郎の長女として生まれる。

幼い頃から、薬学、医学を父より享受され、10歳からは父の助手として、患者のお世話などを行うようになる。

その時分に剣術に出会い、「剣術を行う人を手当てするのなら、より正確に身体を知る必要がある」という理由で、女が剣術なんぞという周りの反対を押しきり、近藤らの通う道場へ通い始める。

元来剣術のセンスがあったのか、その才能は瞬く間に開花し、道場でもほとんど負けなしの女侍となる。

15歳の時に見合い結婚を迫られ、拒絶。家出同然で薬師としての修行の旅に出る。

その過程で医学の知識を桂に買われ、攘夷志士らの医療班として攘夷戦争に参加することになったが、剣術にも長けている事が発覚し、戦場にも出陣することとなった。

初めは太刀のみで戦っていたが、途中から小太刀と毒針で戦うという薬学を組み込んだ戦術を取るようになる。この戦術は奇襲に長けていたため、最前線で戦うことも多かった。

真白の衣に緋の袴を合わせた装束で、戦場を身軽に駆け、毒針と小太刀で敵を静かに沈めるその姿から「眠りの巫女」と呼ばれるようになる。

攘夷戦争後は武州の実家に戻り、両親と和解。
攘夷戦争中に手に入れた情報を元に天人の研究を始めるが思うように進まず、情報を手に入れるため、単独宇宙へ。

江戸に帰ってきた折、松平片栗虎の娘、栗子が風邪のために街中で倒れたのを助け、看病した。そのため、片栗虎の信頼を得て、真選組の医療班に所属してみないかと勧誘を受ける。

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