ぎゅっ
横っ腹からにゅっと出てきた腕にびっくりして固まるカイルを、彼は鼻で笑って胸の中に押さえこんだ。
「ど、どうしたのリオンさん??」
リオンは決して外では過剰にスキンシップはしない。いつだって手を繋ごうと強請るのもカイルだ。
「…僕がこんな事するのはおかしいか?」
「えっ…そんなんじゃないけど、ちょっとびっくりしたんだもん」
こんな街中の広場で、人目だって多いのに。
「……たまにはお前に甘えてやってもいいか、と思っただけだ」
ちゅっ、リップ音が頬に落ちた。
それにお返しだよ、とカイルもリオンの白い頬にキスをした。


ステップアップした叔父さんはこれからは頬キス以上もやらかします絶対に(笑)
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