不毛な微会話小話 むにっ 「ふっ…」 ソファーで気持ち良さそうに眠る恋人の頬を何となく抓ってみる。 少しだけ歪んだ眉とそれでも暢気なカイルに、短く笑って金色の髪にキスを落とし、また書類に目を戻した。 「……りおん…さん……」 どんな夢を見ているのだろうか。 そんな可愛いらしい笑顔で僕を呼んで、きっとカイルらしい訳の分からない夢でも見ているんだろうな。 起きたらハシャいで夢の話をする彼が起きる前に、この仕事を終わらせてしまおうか。 リオンはミルクティーを飲みながら、鼻歌を小さく歌ってペンを走らせた。 ――――――――――――― お前が一番訳分からないよ、管理人。 手抜き感もろ出し… ← → |