「……ん、ぅ…ふ…」

漏れ出る声に羞恥を感じてたじろげば、頭に添えられたリオンの手に引き寄せられて逃げる術を奪われた身体は、シーツへとゆっくり押さえつけられてしまった。

大事な宝物を愛でるかのように、金髪を梳いてはその一房に軽い口づけを落とす。
半ば伏せられた切れ長の瞳が、とても怖いのにそれでももっと欲しいと求めてしまう。

この瞳にずっと見つめられたいと、カイルは自ら赤い舌をほんの少し差し出して、リオンの首に腕を回す。

「お前も成長したな、厄介な方に」

喉の奥で笑い飛ばして吸いついた。


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たまにはこんな大人ちっくなリオカイも書きたくなるわけです。
タイトルの恥ずかしさったら…;;;
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