ひたすらいちゃこら 「カイル、膝貸せ」 唐突に、リオンは夢の国へとご招待されそうになったカイルに言った。 「…むー…寝ようと思ったのに」 せっかくのいい所をリオンに邪魔されたら、恋人であろうと文句はしておく。 だがこのリオンが怯んだり遠慮する筈がない。 「うるさい。どんな状況でも寝れるんだから膝くらい貸せ」 うっ……それはズルい。 なんにも言えないじゃんか。 「……動くなよ…」 クスッ。……足痺れちゃったら、いーっぱい甘えちゃおっと。 ――――――――――――――― 膝枕の1コマ。 オチは存在しないw ← → |