今度はしっかりとリオンを見て、カイルは告げた。 「他の人にリオンをとられたくなくて…料理しようって思ったんだ」 そうすればリオンの笑顔は独り占め出来るかなって。 同じだ。 僕と同じ事をカイルは考えていたのかと思ったら、嬉しくて堪らなくなる。 ドキドキと刻まれる心音が落ち着かない。 「…僕もお前を愛してるよ―カイル」 優しくて甘くて心がとけてしまいそうなこの感じは…… ――きっと恋の味 ――――――――――― わー……オチ失敗したかなこれι 片恋のようだけど実は両想い?みたいなどっちつかずの話にしたかったけど、結局くっつけたしまったという…w ← → |