ネタまとめ | ナノ

 おんぶおばけ小平太

重いものでも長い年月をかけて重くなっていくのならば、女の子でも持てないことはないと思うので、小平太までの重さなら持てる、そんな主人公。

幼少期からおんぶお化けな小平太をくっつけている内にその時その時の小平太までの重量は持ち上げられるようになる(お姫様抱っこも可)

一年時
「みっけ!」
「きゃあ!」
ズべシャー
「ううう……突っ込んでくるのはやめてよぅ」
「なはは!ごめんな!見つけたからつい」
「はいはい」
「んーいいにおいー」
「うふふくすぐったいよえへへ……あ!わたし委員会にいくんだけど」
「ついてく!」
「静かにしててね」
「ん!」

「おい、背中になんかついてるぞ」
「大丈夫です先輩。この子は幼なじみです」
「こんにちは!よろしくお願いします!」
「わあいい挨拶もらっちゃったよろしく」



おんぶお化け小平太二年時
※主人公の名前は「なまえ」で表示します。

「おはよういさっくん〜」
「おはよういさっくん!」
「……うん、おはよ」
「今日の朝も涼しいねえ」
「……そだね……寒いくらいだよね……」(重くないのかな……)
「だよねぇ。でも今日は小平太がいたからあったかかった!」
「あったかかったなー!」
「それまずいよね!くのいち長屋に小平太はまずいよね!?」
「小平太、シナ先生と普通にご挨拶してるよ」
「私が一年生の時からご挨拶は欠かしたことないぞ!」
「最初からか……」
「おばちゃーん朝ごはんくださーい」
「くださーい!」
「ていうかお前いくら小平太より背高いとはいえ重くないの?」
「ん?」
「首にまとわりついてんじゃん小平太」
「なまえは耳の後ろが特に良い匂いがするからな!」
「そういうことが聞きてえんじゃねえよ!!」
「留さん真っ赤ー」
「俺は!なまえに!聞いてんの!」
「なまえー、私は重いかー?」
「うふふ、重くないよー」
「くそっ!いちゃつくな!」



三年時小平太(身長伸びてきた)
主人公の委員会は保健委員会

スパーン!
「委員会終わったぞ!」
「あらあらお疲れさま〜」
「えっ小平太!?怪我したの?それともなにか病気?」
「落ち着けいさっくん、私は元気だぞ!」
「小平太、もうちょっとで終わるから中で待っててー」
「分かった!」
ダッ
ぎゅう
「えーと……あとは桂皮……」
「これはー?」
「それは霊芝」
「ふーん気持ち悪いなー」
「そうだねえ……よしできた。いさっくん、これ向こうに入れとくね」
「おねがーい」
「よいしょ……はい小平太」
「ん。ここだよな?」
「そうそう。覚えたねえ」
「撫でてくれ!」
「よしよし」


「手の届かないところを手伝ってやるとイケメンなんだよなそうなんだよな」
「あれは小平太となまえだから成り立つんだからね。真似して後ろから抱きついてごらんよ。くの一に変態扱いされちゃうよ、留さん」
「一年ならセーフだろ?今年入った一年が可愛くてもう」
「留さんそれアウトだよ」



ふんすふんす
「これは乾燥させないといけないやつよ。それとこっちは新鮮なうちに加工しちゃうやつ。あとでいっしょにやりましょう」
「……えっと、これはなんで乾燥させちゃうんですか?」
「乾燥させることによって効能が変化するの。例えば今言ったこれは乾燥してないと筋肉弛緩の作用が含まれてしまうのだけど、乾燥させることによってそれはなくなる」
すりすり
「今欲しいのは筋肉弛緩の効果じゃないから乾燥させて、違う効能を得よう!ってことなの」
「なるほど」
「ごめんね。説明上手ないさっくんが今手当てに駆り出されちゃってて私の説明なんかで……。今ので分かった?」
「はい、ありがとうございますみょうじ先輩!」
さわさわ
「なら良かった」
さわさわ
「こら小平太。おっぱいはだめ」
「近々そういう実習するだろ。気にするな!一年も気にせず委員会してるじゃないか」
「数馬くんごめんね、このお兄さんのことは気にしなくていいからね」
「はっはい……!」
「なまえー気にしてくれー」
「委員会の邪魔したら外に放り投げる」
「じゃあ後ろにもたれてくれ。それで我慢するから」
「前かがみじゃないと薬草見づらいからダメ」
「じゃあ私が覆いかぶさればいいんだな!」
「それならまあ」


「許すのかよ!これだから小平太はずるいんだよ!!簡単に女体触りやがって!」
「色はギンギンに厳禁だぞ小平太!!」
「留ちゃんもんじうるさいぞ!委員会の邪魔したらなまえに放り投げられるんだから静かに!しー!」
「二人ともまだ消毒終わってないよ!座って!!」



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