ネタまとめ | ナノ

 寒い冬に最適

 現代パロでもいいんですけど室町とどっちがいいかしら。

・現パロ
「お風呂行ってくるね」
「ええ……」
「ええって」
「一緒に入ろう!」
「いやいやいや。落ち着いて入りたいので」
「ちぇー」

 そんな流れで主人公入浴。体に髪の毛を洗って浴槽につかり、ふうと息を吐いたところでドアを見てみると影が映っている。なんぞやと思う間に、ドアを開けようとガリガリ音がするので正体は小平太とすぐ分かる。ゆっくり風呂に入りたいと言われているのに、ヒト型で脱衣所まで入ったら怒られる。前科あり。
 知恵を絞って「獣型ならいいだろう!」と狼姿で脱衣所に進入するも、この狼の手ではドアは開かない。ひたすらつま先でカリカリしてると根負けした主人公がドアを開ける。よろこんで突撃してくる小平太(狼)だが、くまなく洗われてしまいヘブン状態。



・室町(いつも通りのもふにん)
 寒い冬に最適。一家に一匹けもこへ。主人公が寝ている隙に部屋のみならず布団の中、そして腕の中まで。
 長屋は通気性が良く寒いので、燃え切った灰などを筒にいれたり湯たんぽ用意したりするけれど寒いもんは寒い。布団の中に入っても足先がなかなか暖まらなくて寝付けない。ぶるぶる震えながら布団にくるまっていると、部屋の外でカリカリ音がする。不思議に思いながらも寒いので布団にくるまったまま戸を見つめていると、ふいに戸が開きけもこへが入ってくる。
 けもこへはきちんと戸を閉めてから主人公の布団のそばへ。「狼さんも寒いの?」と尋ねてみると少しの間の後おもむろに頭から布団へ突っ込んでくる。もさもさの尻尾が主人公の視界を覆う。布団の中でくるっと反転して、今度は布団から鼻先がずぼっと出てきて、主人公の腕枕で寝入ってしまう。もふもふふわふわあったか。寒い冬に毎日でも欲しい。
(∪^ω^)<主人公が冷え症と聞いて



prevnext

back

第3回BLove小説・漫画コンテスト結果発表!
テーマ「人外ファンタジー」
- ナノ -