もふにん逆バージョン。
　にゃんこになれちゃう主人公。第二次性徴とともに獣化が可能になる。初潮と獣化が同時にきた。
　びくびくしながらにゃんこ姿で歩いてたら小平太と遭遇して、尻尾がぶわっと大きくなるのも構わずに小平太は主人公を捕まえる。じっと見てくるのでばれたのではないかと思って、小平太の手の中でそわそわ動きまわるけどそんな些細な抵抗は意に介さない。赤ちゃんを抱くような感じで抱え込まれ、耳の裏や顎をうりうりされちゃってご満悦主人公。フィーバー。
　縁側に座った小平太の膝に降ろされると、温かい→お昼寝しようという単純な思考回路によりお昼寝決定。収まりのいい格好と位置を見つけるまで小平太の膝の上でぐるぐる回り、それを見ている小平太はメロメロ。なんで猫って同じような位置に格好するくせにぐるぐる回るんだ。ばか可愛い……！
　小平太をご飯に呼びに来た留三郎が、ミイラ取りのミイラ状態でにゃんこにハートを奪われてしまいちょっとだけ貸してくれ……とねだるも小平太は断固拒否。「気持ちよさそうに寝ているんだからダメだ！起きるだろう！」「だったらお前夕食どうすんだよ」「ハッ……(´゜Д゜｀)」
　膝からそっと掬いあげても起きない、懐にそっと入れても起きない。よし、懐に入れよう。にゃんこ主人公を懐に入れたまま夕食へ行く小平太と、小平太の懐に何とかして手を入れようとする留三郎。そんな留三郎の姿を見た他の忍たまはドン引き。そちらの気があったんだね留さん……。あらぬ誤解を受けるが伊作は応援してくれる。



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