ネタまとめ | ナノ

 100円セール

 週末、100円セールで部活後に駆け込むバレー部。
「仙蔵お前どれにすんの?」
「私はこのツイスティとやらを」
「新商品のやつだな!」
「お前はどれにするんだ留三郎」
「俺はこれ。やっぱりエンゼルクリーム好きなんだよなー」
「甘ったるそうだな……」
「そんなでもねえぜ?な、ポンデどうする?」
「私は遠慮しておく。なぜならエンゼルフレンチが食べたいからだ!」
「お、おお……。じゃあ俺は黒糖食おーっと」
「ドーナツは二個でいいだろう、晩御飯もあることだし」
「カフェオレ頼もうぜカフェオレ!おかわり自由のやつ!!」
「そうだな。ついでに課題をやってしまうか」
「うげ……頼りにしてます部長……」
「終わるまで帰らさんからな。ところで小平太となまえ」
「「ん?」」
「お前ら何個買うつもりだ」
「うっわ買いすぎだろ!」
「えっと……何個だっけ?なまえー」
「今から食べるやつがこの五個で、あとは家族からお使い頼まれた分よ」
「……会計は別だろ?」
「一緒だよ。こへママとうちのお母さんからお金預かってきてるの。ほら、このお財布はね、みょうじ家と七松家共同のお財布なのよ」
「なまえの携帯に買ってくるリスト送られてきてるんだ!私には送ってきてないんだ酷くないか!?」
「ちょっと小平太。これもう一回確認しようよ。明日のおやつなかったらお母さんたちの機嫌悪くなっちゃう」
「む!それはまずい……!よし、トレーを分けよう!袋も分けてもらわないといけないしな!」
「そういえば明日の晩御飯って小平太の家でいただけばいいんだよね?こへパパからメールあったんだけど」
「ん?なんて?」
「えっとね……あった、これこれ《なまえちゃんへ うちの息子たちと僕の晩ご飯作ってください》」
「ならキムチ鍋食いたいなー」
「買い物着いて来てね」
「おう」

「何?お前ら結婚してんの?俺どういう反応すればいいの?」
「こいつらは中学でもこんな感じだったさ」


仙蔵:小学生から三人一緒。昔からセッター。小学生の時からなまえと小平太はイチャついているのでもう慣れた。
留三郎:高校からの付き合い。主に突っ込み。女の子とイチャイチャしたい願望は強いがイケメンなのになぜか縁がない。



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