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 書いた筆が売れる主人公

 書くもの書くもの高値で取引される。メモ書きですら引き取り手が出る。メモ書きは正規品に比べて安価なので高級なものには手が出ない人が買ってるとか、コレクション感覚とか……主人公の書いたものならなんでもいいって思ってるんじゃあるまいか。
 お花を漉き込んだ和紙作りが好きで裏山にお花摘みに行くがどこで聞きつけているのかかならず小平太が着いてくる。お花を摘む主人公の周りをうろうろしたり、これとかどうだ?って摘んできたり、主人公の膝枕で寝こけたり。
 きり丸とは図書委員会で仲良し。主人公が委員会でメモした紙をきり丸がもらったり、個人的に書いてもらったり。休みの日には売りさばきに行くのでそれに合わせて綺麗な紙に和歌書いたり写経したり。紙の代金はきり丸持ちで、売れた金額の1割が主人公へ。全額あげるのに……と思いつつもきり丸が全額は受け取らないというので1割はもらっている。 その1割でお菓子買って、きり丸にあげたり、和紙の材料買ったり。

「せんぱあい!書き損じくださあい!」
「あ、きり丸。ちょっと待ってね……はい!」
「あひゃー!こんなにいっぱあーい!」
「手習いついでに写経したんだ。その時にいっぱい出ちゃって……あ、これもどうぞ」
「うひょー!ありがとうございます!写経は特に高く売れるんで嬉しいっす!」
「明日私も行くよー。小平太が手伝ってくれるんだって」
「七松先輩がっすかー?」
「大きいの書こうと思ってね。運んでくれるって言うからお礼……」
「俺の取り分減るんすか!?やだー!」
「お礼に次のお休み一緒にお昼寝だって」
「俺もっすか」
「うん。三人で」
「じゃあアルバイト入れないようにしなきゃ」

 主人公のことも好きだけどそのまわりの人のことも好きな小平太。



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