転がる
※仁王くんがセクハラ的というか…←
「ヨッ、と」
「おー、さすがだなブン太、またストライクじゃ」
「天才的だろぃ♪」
「次は俺の番だな。……それにしてもこの球、丸くて真っ赤で、ブン太にそっくりぜよ」
「…頭大丈夫か?つかオレ丸くないし、意味わかんねえ事言ってないで、さっさと投げろ」
「ん。……ほっ、と」
「うっわ、さっきからガーターばっかとか仁王くんダッセー」
「…うるさいぜよ、スペアは取るナリ」
「…」
「……」
「ははっ、お疲れっしたぁ。お前ホント下手だな」
「…プリッ」
「このままオレの天才的妙技でストライク決めてやるよ」
「……ブンちゃん」
「ん」
「この孔も濡らしたら解れるんかのぅ…」
「はぁ?…あっ!」
「どしたん?…おや、ガーターみたいじゃね」
「てっめ…!次ははずさねぇ!」
「……あっ、そんな激しすぎると壊れちゃう」
「っ!……あぁっ!!」
「ガーター続くなんて不調みたいやね」
「…お前のせいだろ!」
「えー、ブンちゃん暴力的じゃしホントの事ぜよ。んじゃ、俺投げるぜよ」
「!!」
「ストラーイク!天才的だっちゃ」
「……マグレだし!次邪魔すんなよ!」
「……」
「よっ、」
「…こっちのブンちゃんも、指3本入れられて気持ちええんかのぅ」
「!?なっ…、……くっそ!」
「また外したん?」
「てめーがへんな事言うからだろ!」
「そうかのぅ」
「ったく…はぁー、」
「ぎんかー」
「え?…あ、…」
「ブンちゃん大丈夫か?」
「…」
「銀華ってどこやったっけ?」
「…知らね。って、またストライクかよ」
「あいつな、俺が指抜こうとすると吸い付くように締め付けるんよ」
「……バカか」
「ブン太、」
「今度は何だよ…」
「…ブンちゃんが投げた後のキュッとするお尻見てたら俺の息子が元気ハツラツに」
「だぁぁっっ……!!」
両者とも続投不可により途中棄権――――
ブンちゃん、どこ行くぜよ
んー…とりあえず、ラブホ?
すっかりヤル気やね
お前が仕掛けたんだろ、ペテン師め
ピヨッ
おわり
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