title | ナノ
「あの、さ…」
「……」
呼びかけても返って来ない返事。
「遼」
「………」
「恥ずかしいんだけど…」
そう呟けば返ってくるのは素っ気ない返事。
「部屋ん中だろ」
「でもさ…」
「んだよ」
「……」
少しイラついた遼の声が怖くて押し黙る。
でもこの体勢は、正直恥ずかしい。…嬉しくもあるのだけれど。
「黙るなよ」
「…だって……」
俯けば、首に何かが微かに当たった。
その次の瞬間、チリッとした痛みが首筋を刺激した。
「っ!」
「………」
「りょ、う…?」
「……我慢ならねぇ」
「え?」
小さく呟かれた言葉は、そのまま私の耳に入る。
「お前が他の男と喋ってるのも、他の誰かに見られるのも」
「見られるって…」
「我慢ならねぇ。お前は、俺のもんだ。誰にもやらねぇ」
「………」
恥ずかしくて恥ずかしくて、顔から火が出そう。
…でも、嬉しい。
遼がそこまで私のことを想ってくれてるなんて知らなかったから。
…ヤキモチ?
馬鹿野郎、ただの独占欲だ
―――――
すみませんすみませんすみませんっ!!
ま じ で だ れ だ
うわぁぁぁん!違うんです!もっと…もっと原作の赤崎くんはかっこいいんです!!
畜生もっとかっこよく書く予定だったのに!
申し訳ないです…
こんな赤崎くんを提出してすみませぬorz