・ガゼバンとグラン
・グラン視点
・「おもしろいはなし」と関係ありそうだけど関係ない
・微裏




















なんとなく。


エイリア学園の廊下を巡り歩いてたら、ガゼルとバーンに遭遇した。いつもどおりふたりはいつもいっしょ!だが今回の彼らはただ居るのではなかった。壁にもたれかかるようにバーンが立って居て、その腰元に縋り付くみたいにひざまずくガゼルが居るのだった。やぁグラン…、ガゼルが機嫌良さげに挨拶する。バーンはというと、俺に出くわした事にそんなに驚いたのか、絶句して口だけぱくぱくさせていた。可愛い!そんなバーンの下半身の、少しだけ下がったズボン。そこから露出したある部分に、ガゼルが口を寄せて、何か奉仕している。ガゼルの舌がチロチロ動くのが見える。バーンはその動きに合わせて大袈裟に震えてみせた。ふたりとも顔を真っ赤にさせていて、ひどく汗をかいて、恍惚のお手本みたいな顔。バーンは慌ててガゼルを引きはがそうとしたみたいだけど、急に立ち上がったガゼルが制止するようにバーンを抱きしめた。それきりだった。


「ぎゅっ!」


がっちりとガゼルの腕の中に閉じ込められたバーン。一瞬もがいて、そして観念したようにガゼルの胸に赤面をうずめた。耳まで真っ赤っかだなぁ!そしてガゼルはこっちを見て、にやりと笑うんだ。


おもしろくなあい!