1日

朝、おはようと寝ぼけた君にくちづけた

昼、手を繋いでふらふら散歩をした

晩、最後に君を見ておやすみと笑った

朝、また君におはようと言えなかった

昼、ひとりきりの町で手がふらふら揺れていた

晩、おやすみと言う君が居ないから笑えなかった

朝昼晩君のかけらを拾っても君はもういない




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